「これがフィルムミラー?」来場者を驚かせた、ブースデザイン賞受賞の舞台裏

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東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2026「LIFE×DESIGN」に出展したリフェクスブースが「ブースデザイン賞」を受賞しました。

今回の展示で私たちが伝えたかったのは、リフェクスの原材料であるフィルムが持つ軽さと美しさ、そしてそこから生まれる空間演出素材としての価値と可能性です。
わずか0.025mmのフィルムが鏡になるまでのストーリーを空間全体で表現した展示。その舞台裏をご紹介します。

リフェクスのものづくりのプロセスを空間全体で表現した展示ブース。素材そのものの美しさと、空間演出素材としての可能性が伝わる場を目指しました。

「ブースデザイン賞」とは
800社を超える出展ブースの中から、「売りの現場のプロ」ともいえる来場バイヤーの投票と、特別審査員による最終審査を経て、会場で特にブースデザインが優れていると評価された出展社に贈られる賞です。

受賞理由 
明るく、割れにくく、軽量であるなど、多くの魅力を持つ「REFEX(リフェクス)ミラー」。製品の魅力を見本市のブースで最大限に伝える工夫に加え、出展社自身のデザイン力と造作力も訴求した、一つの作品のようなブースとなっていた点が評価されました。

完成した鏡では見えない、リフェクスの魅力を伝えたい

ブースデザインを担当したAさんは、初めてリフェクスのフィルムを目にしたとき、その薄さと美しさに驚いたといいます。その後、工場視察でリフェクス工場を訪れ、製造工程を間近で見た際にも驚きを感じるとともに、製造時に生じる端材が特に印象に残ったそうです。

その体験から生まれたのが、「完成した鏡ではなく、フィルムそのものを見せたい」という発想でした。

リフェクスは、透明度の高いポリエステルフィルムにアルミを蒸着し、アルミフレームのパネルに張り込むことで、平滑で歪みの少ない美しい鏡面を実現しています。完成品を見ただけでは、フィルムからつくられていることに気付かない方も少なくありません。

そこで今回の展示では、鏡になる前のフィルムに着目しました。原材料のフィルムを立体的なオブジェとして天井や入口に大胆に配置し、その軽やかさと反射の美しさを空間全体で表現しました。

さらに、軽量性や安全性といったリフェクスならではの特長も表現。フィルム素材だからこそ実現できる展示演出を通じて、空間演出素材としての新たな可能性を提案しました。

来場者が体感した、リフェクスの新たな可能性

営業マネジャーのMさんは、今回の展示会で「リフェクスの魅力をより多くの方に知っていただくこと」を大きな目標に掲げていました。カタログやサンプルだけでは伝えきれない価値を、実際に見て、触れて、体感していただきたいという思いからです。

展示会では、リフェクスの映りの美しさや軽量性、多彩な加工表現を体感できる展示を展開しました。ブース内には、鏡面品質を確かめられるミラーに加え、円形や三角形などの異形パネル、インクジェットプリント加工のサンプルも展示。最大幅1200mm、長さ6mまで継ぎ目のない一枚パネルとして製作できることなど、空間づくりに生かせる技術と表現の幅を紹介しました。

また、リフェクスの魅力をより引き出すため、照明計画にもこだわりました。Aさんは社内の照明デザイナーUさんと連携し、光の色や当て方を細かく検討。届けたい相手を意識し、白くシャープな光ではなく、温かみのある親しみやすい光を選びました。
その結果、フィルムのやわらかな表情や美しい反射が引き立ち、来場者が足を止め、自然と中へ入りたくなる空間が生まれました。照明を含めて空間全体を設計したことも、リフェクスの魅力を効果的に伝えられた理由の一つです。

Mさんは、「リフェクスでできることをできるだけ詰め込んで見せたかった」と振り返ります。

来場者からは、「映りがとてもきれい」「これがフィルム素材だとは思わなかった」といった驚きの声が多く寄せられました。
さらに、「どのくらいのサイズまで製作できるのか」「どのような加工ができるのか」「不燃仕様にも対応できるのか」といった採用を具体的に検討する質問も多く寄せられました。

設計関係者やデザイナーからは意匠性や空間演出の可能性に、施工関係者からは軽量で取り扱いやすい点に、高い関心が集まりました。

リフェクスは、薄いタイプで一般的なガラスミラーの約6分の1、不燃タイプでも約3分の1の軽さです。下地処理を必要とせずビス留めで施工できるため、天井をはじめとする高所への鏡面仕上げにも新たな選択肢をもたらします。

すでに商業施設やホテルのパブリックエリア、医療・教育施設など、幅広い空間で採用されています。
円形や三角形などの平面的な異形加工とインクジェットプリントを組み合わせることで、鏡としての機能に加え、空間のコンセプトやブランドの世界観を表現する素材としても活用できます。

天井面にもフィルムを展開。映り込みや反射を生かし、空間全体でリフェクスの特性を体感できる展示を実現しました。
天井面にもフィルムを展開。映り込みや反射を生かし、空間全体でリフェクスの特性を体感できる展示を実現しました。
ブース正面には、リフェクスの軽さと素材そのものの美しさを表現したフィルムのオブジェを配置しました。
ブース正面には、リフェクスの軽さと素材そのものの美しさを表現したフィルムのオブジェを配置しました。

リフェクスの可能性を、さらに広げるために

Mさんは、より多くの方にリフェクスを知っていただき、新しい用途や市場との接点を広げたいと考えていました。その思いを受け、Aさんは「リフェクスでしかできない表現とは何か」を考えながら、展示空間の企画・デザインを進めました。

今回の展示は、リフェクスが持つ可能性のほんの一端です。来場者との対話から新たなアイデアや気付きも生まれ、チームの中ではすでに次の展開への期待が膨らんでいます。

Aさんは「リフェクスには、空間表現の素材として、まだ多くの可能性がある」と感じたといいます。Mさんも「50年以上受け継がれてきたリフェクスの価値を大切にしながら、新たな市場や用途にも挑戦していきたい」と語ります。

統合が生んだ、新たなチームの挑戦

今回の展示には、もう一つ大きな意味がありました。

2026年3月、J.フロントリテイリンググループのJ.フロント建装とパルコスペースシステムズが統合し、J.フロントプライムスペースが新たにスタートしました。AさんとMさんは、それまで別々の会社に所属していましたが、統合によって同じ会社のメンバーに。今回の展示会は、新体制のもとで両者が本格的に連携して取り組んだ案件の一つとなりました。

Mさんが長年培ってきたリフェクスの知識と市場への理解に、Aさんの空間デザインの視点が加わり、新たな価値の伝え方が生まれました。「完成した鏡ではなく、フィルムそのものを見せたい」という発想を起点に、製品を並べるだけではない、リフェクスの魅力を体感できる空間が実現しました。

また、今回はリフェクス工場のメンバーも展示会に参加し、来場者の声に直接触れました。現場で得た気づきは、今後の商品改良や新たな製品開発に生かされていきます。

リフェクスには、私たち自身もまだ気付いていない可能性が眠っています。
今回の展示会で生まれた新たな連携と気付きを力に、これからもお客様との対話を重ねながら、リフェクスならではの価値を提案し続けていきます。

リフェクスを活用した空間づくりや加工について、ぜひお気軽にご相談ください。
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